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Cadmas-Surf(数値波動水路)

Cadmas-Surf
Cadmas-Surf(数値波動水路)の必要性
 海洋構造物の耐波設計において、防波堤などに作用する波力は、水理模型実験やそれをもとにした設計公式によって算出されています。
 しかし水理模型実験には多くの費用と時間が必要であり、設計公式は条件によって精度に問題があります。
 また、最近では変形を考慮した信頼設計法など多くの情報を必要とする高度な設計が求められており、従来設計法の限界が指摘されています。
Cadmas-Surf(数値波動水路)の概要
 Cadmas-Surf(数値波動水路)は水理模型実験の代わりとなる実用的なプログラムとして、沿岸技術研究センターが開発してきたものです。流体の基礎方程式であるナビエ・ストークス方程式を数値的に解くものであり、VOF法と呼ばれる自由表面の処理法に基づく計算手法を基本とし、波、流れ、地盤の相互作用を伴う数値シミュレーションを迅速かつ容易に行うことができ、設計の支援やコスト低減に有効なツールです。
防災テクノロジー研究所のCadmas-Surf(数値波動水路)
 防災テクノロジー研究所では断面2次元でのCadmas-Surf(数値波動水路)をコンサルティング業務として請け負います。防護施設の設計や従来の手法を適用できない検討など、ご要望に応じて検討方法等をご提案させていただきます。
概算費用と報告書サンプル
 参考資料として一般的なCADMAS-SURF業務の概算見積りと報告書サンプルを公開しています。 内容としては「任意断面(1断面)における、現況と対策2ケースを実施」という業務をイメージしています。CADMAS-SURFの概要についても把握できる部分があると思いますので、是非参考にしてみてください。業務についてのご相談やCADMAS-SURFに関するご相談はお問合せの方からご連絡をよろしくお願いします。
概算見積り

作業期間:2週間程度

報告書サンプル